猛暑日のニュースが全国から伝えられています。
○ 7月16日、兵庫県朝来市では観測史上最高の37・5度を記録した。
○ 岐阜県揖斐川町で午後2時すぎに39.3度を観測し、
全国でこの夏一番の暑さとなった。
○ 京都市で38.5度、名古屋市で38度、群馬県伊勢崎市では38.8度を
記録するなど、全国186の地点で35度以上の猛暑日となった。
○ 最高気温が伊佐市大口では35.8度を観測し、4日連続の猛暑日となった。
○ 鹿児島市喜入で35.3度、さつま町柏原で35.1度となり、
33の観測点のうち9か所で今年最高となった。
これだけ並べてみて、一昔前は南にいけば暑くなるって
思ってましたが、関東地方、近畿地方のほうが暑いです・・・。
ちなみに、気象庁の定義では、猛暑日とは最高気温が35℃以上の日
30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日となっています。
対策その1:寝苦しい時の対策
昔から夏場の布団には、サラッとした触感の
シーツが好んで使われてきました。
麻の仲間であるフレンチリネンや
日本古来のちぢみなど、
天然素材の種類も豊富で、
オーガニックコットンなども人気があります。
寝ている間の涼感を追求した
ひんやり敷きパッドは、
体が触れた際に冷たい感覚を
得られる素材を使用した寝具です。
寝返りを打つたびにひんやりした面に
接することができるので、
快適にぐっすりと眠り続けられます。
対策その2:夏バテ予防
夏バテに効く食べ物といえば、まずは何といっても旬の夏野菜です。
夏野菜は水分やカリウムを多く含むものが多く、身体の熱を逃がす効果があり、
豊富な栄養素で疲労回復に効果的です。
1.トマト
夏野菜の代表格、リコピンや、ビタミンC、
βカロテン、カリウム、クエン酸、
鉄分など、夏バテ解消に効く成分が
非常に豊富に含まれています。
2.ゴーヤ
苦味成分であるモモルデシンは、
食欲増進効果を持っているので
夏バテ時には最適な食材です。
ビタミンC、カリウム、
マグネシウムなど栄養価も豊富で、
疲労回復や肝機能の強化にも
効果を発揮します。
3.きゅうり
水分が多くカリウムなどを含んでおり、
暑い時に体の熱を冷ます作用があります。
食欲がない時にも食べやすい食材ですし、
酢の物にして食べることで疲労回復に
有効な「クエン酸」を摂取でき、
食欲増進にも役立ちます。
対策その3:熱中症対策
熱中症とは、暑さで体温コントロールが効かなくなってしまった状態で、
大人に比べて様々な器官が未発達な子供には起こりやすい症状です。
発熱や嘔吐、頭痛といった症状が出るころにはかなり進んだ状態です。
熱中症は、初期段階のうちに適切な対処をすれば
大事に至らないケースがほとんどですので、
子供の不調のサインを見逃さないよう注意しましょう。
<初期症状の例>
- めまい
- 立ちくらみ
- 顔色が青白くなる
- 頭痛
- 吐き気
- 心拍数の増加
- 異常な発汗
- 顔のほてり
- 皮膚のかさつき
- 唇のしびれ
子供の熱中症対策
子供が熱中症の症状を起こした時の対策としては、
まずは体を冷やすことが大切です。
冷房のある部屋や木陰など、
涼しい場所へ移動します。
同時に、氷やペットボトル飲料等で、
身体を直接冷やして熱を下げましょう。
また、熱中症の予防には、こまめな水分補給を行うことも重要です。
その際、水分だけを大量に補給してしまうと、血中ナトリウム濃度が下がる
「低ナトリウム血症」を起こし、手や足などに痙攣が出ることがあります。
スポーツドリンクなど、塩分・ミネラルが含まれているものを選び、
こまめに摂取させることが大切です。
まとめ
代表的な対策を上げてみましたが、基本的には
普段の生活のリズムをくずさずに、
よく寝て、よく食べ、よく飲んで、暑さをのりきりましょう!