2018年7月31日、約2年2か月ぶりに火星と地球が最接近します。
約5760万kmまで近づき、2003年以来の大接近となります。
この前後、夏から秋にかけては、天体望遠鏡で表面の模様を観察する好機です。
引用:Astro Arts
火星大接近”スーパーマーズ”を見られる時間と方角は?
実際には、6月下旬から9月上旬にかけて
赤く大きく輝く姿が観測できます。
7月31日
画像参照:国立天文台 天文情報センター
8月
画像参照:国立天文台 天文情報センター
9月
画像参照:国立天文台 天文情報センター
太陽系の惑星たち
現在発見されている、太陽系の惑星は全部で8個です。
太陽に近い順に見ていきましょう。
1.水星(すいせい)
・・・太陽系の惑星の中で一番小さい惑星。
赤道面での直径:4879.4km(地球の約1/3)
自転周期 : 58日
公転周期 : 約88日
2.金星(きんせい)
・・・地球によくにていて、ふたご星といわれる。
赤道面での直径:12,103.6km(地球の約1/3)
自転周期 : 243日
公転周期 : 約224日
3.地球(ちきゅう)
・・・表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、
多様な生物が生存する。
赤道面での直径:12,756.274km
自転周期 : 1日
公転周期 : 365日
4.火星(かせい)
・・・地球と同じように太陽に対して
自転軸を傾けたまま公転しているので、
火星には季節が存在する。
赤道面での直径:6,794.4km(地球の約1/2)
自転周期 : 1.026日
公転周期 : 約224日
外惑星系
5.木星(もくせい)
・・・太陽系の中で大きさ、質量ともに最大の惑星である。
赤道面での直径:142,984.6km(地球の約11倍)
自転周期 : 約9時間
公転周期 : 約11.86年
6.土星(どせい)
・・・土星は恒常的な環を持ち、
9つが主要なリング状、3つが不定的な円弧である。
赤道面での直径:120,536km(地球の約9倍)
自転周期 : 約10時間
公転周期 : 約29.5年
7.天王星(てんのうせい)
・・・太陽系の惑星の中で木星・土星に次ぎ、
3番目に大きい。
赤道面での直径:51,118km(地球の約4倍)
自転周期 : 約17時間
公転周期 : 約84.25年
8.海王星(かいおうせい)
・・・太陽系惑星の中では
最も太陽から遠い位置を公転している。
赤道面での直径:12,103.6km(地球の約3.88倍)
自転周期 : 約16時間
公転周期 : 約164年
ま と め
火星とはどんな星なのか、まとめます。
・火星の位置 : 地球から、平均2億2,800万km
・火星の大きさ : 地球の半分。
・火星が赤い訳 : 表面が酸化鉄(赤さび)を多く含む岩石で
覆われているため。
・火星の1日 : ほぼ24時間。 1年 : 687日。
・火星の大気 : 希薄で、地球の100分の1以下。
・火星の気温 : 平均気温マイナス40度以下。
・火星の重力 : 地球の4分の1
地球とは似ても似つかぬ星ですが、2020年~2030年にかけて
有人火星探査を2年かけて実施する計画もあり、
今後注目される天体です。
この夏、15年ぶりの”スーパーマーズ”を眺めてみてはいかが?