2020年東京オリンピック(五輪)
・パラリンピック開閉会式を
演出する総合統括に、
狂言師の野村萬斎さんが就任することが
30日、決まった。
リーダーとなった理由を組織委の
中井元チーフセレモニーオフィサーは
「狂言、映画、舞台と伝統から現代まで
幅広い見識がある。
日本の文化は多様なのでそこの間口が広く、
いろいろなことをやっていた方が
良いと判断された」と語った。
いろいろなことをやっている方、”野村萬斎”さん
調べてみると、たしかにいろいろなことを
やっておられます。
○ 狂言方和泉流の能楽師、俳優。能楽狂言方和泉流野村万蔵家の名跡である。
『シン・ゴジラ』329人目のキャスト、”野村萬斎”さん
本家・東宝が12年ぶりに制作した同作は、
『エヴァンゲリオン』シリーズの
庵野秀明氏が脚本・総監督、
監督・特技監督を『進撃の巨人』の
樋口真嗣氏が担当。
現代の日本に出現したゴジラが、
戦車などからの攻撃を
ものともせずに暴れる姿を描く。
内閣官房副長官役の長谷川博己、
内閣総理大臣補佐官役の竹野内豊、
アメリカの大統領特使役の石原さとみのほか、
総勢328名のキャストの出演が話題となっていたが、
329人目のキャストとして萬斎の名前が明かされた。
ビデオメッセージを寄せた萬斎さんは
樋口監督から電話でオファーを受けたと明かし、
「日本の映画界が誇るゴジラという
生物のDNAを私が継承しております。
650年以上の狂言のDNAが入ったということを
大変うれしく思っております」と歓喜。
「今回わざわざ私に白羽の矢を立てていただいたのは、
狂言や能の様式美というものを意識されたと思う。
無機的な、人間臭いというより
神、幽霊、怪物のような侵しがたい存在感を
期待されたと思うので、
チョロチョロ動くよりどっしり動いた」と
こだわりを明かし、
「実際にはゴジラの面もつけまして、
顎を動かす面の使い方を意識した」と話していた。
萬斎監修の舞台に出演したことがある長谷川は
「東京で止まるシーンなんて、まさに萬斎さんの止まり方。
日本の伝統芸能が入って、
オールメイドインジャパンだと再確認した」と
コメントしていた。
野村萬斎(のむら まんさい)
生年月日 : 1966年4月5日
出身地 : 東京都
身 長 : 174cm
血液型 : B型
職 業 : 狂言師、俳優