「eスポーツ」が今年の夏にインドネシアで開かれる
「アジア競技大会」のデモンストレーション競技として開かれる。
サッカーゲームの「ウイニングイレブン」をはじめ、
オンライン対戦ゲームの「リーグ・オブ・レジェンド」など6つのゲームが行われる。
次回大会で「eスポーツ」は、正式にメダル競技となるほか、
IOC(=国際オリンピック委員会)も「eスポーツ」を
オリンピック競技にすることを検討するとしている。
eスポーツとは?
「eスポーツ(e-sports)」とは、
「エレクトロニック・スポーツ」の略で、
広義には、電子機器を用いて行う娯楽、
競技、スポーツ全般を指す言葉であり、
コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った
対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
日本ではまだまだ出遅れている印象がありますが、
その競技人口は世界で2億人以上といわれ、
その市場規模も非常に大きなものとなっています
アジア競技大会
アジアオリンピック評議会(AOC)が主催するアジアの国々のための総合競技大会。
原則4年に1度開かれ、アジア版五輪、アジア大会とも呼ばれる。
2022年のアジア競技大会では、eスポーツが正式なメダル種目として
採用されることが決まっています。
日本でもeスポーツ選手権開催!
毎日新聞社とサードウェーブは、
全国の高校生を対象に
「第1回 全国高校eスポーツ選手権」
を開催することを、発表しました。
また、「全国高校eスポーツ選手権」
の公式Twitterアカウントも開設されています。
アメリカで、eスポーツが『高校スポーツ』に!…日本は?
アメリカの高校スポーツを統括する全米州立高校協会は、
ビデオゲームを競技化したeSportsを正式に
「高校スポーツ」とする事を発表しました。
以前よりアメリカ国内の青少年のうち72%が
定期的にビデオゲームをプレイしている統計から、
これからはスポーツを苦手とする生徒も
積極的に高校スポーツへ参加できるようになるということです。
しかし日本では、eSportsはゲームをプレイする競技ですから、
体を動かす要素がほとんどなく「スポーツ」と定義するはおかしい、
既存スポーツへの冒涜だ、なんて声を聞きます。
実際、囲碁や将棋、チェスなどを「マインドスポーツ」、
自動車競技を「モータースポーツ」と呼び世界的に親しまれており、
こうした意見をなかなか受け入れられない日本は
「eSports後進国」とも言われています。
ま と め
・eスポーツが次回、アジア競技大会で、正式メダル競技になる。
・日本でもeスポーツ選手権大会が開催されている。
・それでも日本は「eスポーツ後進国」
何らかの法改正や、組織、会社などができないと、
日本から世界の舞台で活躍できるプレーヤーを輩出することは
難しいのではないかと思います。