サイエンス 生活

近年多発する災害対策に朗報!再び脚光を浴びている方法とは?

投稿日:2018年8月25日 更新日:

手頃な通信手段として、1990年代に普及した、『ポケットベル』が再び脚光を浴びている。

使用する特有の電波が、建物内部でも届きやすく避難情報を伝える

個別受信機に使われ始めている。

大雨の時に防災行政無線の放送だけでは、情報が伝わりにくいことが、

課題となっていて各地の自治体が期待をよせている。

 

自治体の取り組みの具体例

<岡山県高梁市>

「避難してください。」

大きな音で緊急放送が流れ、外を走る広報車の音は、

雨にかき消されて聞こえない。

 

同市は2017年度から、ポケベル波の個別受信機の貸与を

進めてきた。担当者によると、今年7月の西日本豪雨では

住民から受信できないといった指摘はなく、

「避難に大変役立った」

との声も届いたという。

 

<大分県日田市>

2017年の九州北部豪雨で被害を受けたが、

「野外スピーカーの放送は聞こえにくい」

との声を受け、ポケベル波の受信機の活用を検討している。

携帯電話を持たない高齢者も多く、

防災メールだけでは不十分なことも背景にある。

 

ポケベル波を使った防災無線のメリットとは?

国内唯一、ポケベル波を使った防災無線事業を手掛ける

東京テレメッセージ」によると、防災行政無線より、

波長が短く、建物内部に届きやすい特徴がある。

受信機は文字情報を受け取る点で、以前のポケベルと

同じだが、音声に変換して読み上げる機能を持つという。

 

防災行政無線は隣接自治体と電波の干渉を避けるため

出力を抑えてる現状だが、ポケベル波は高い出力での

送信が認められている。このため、送信施設が少なくても

広いエリアをカバーできる

 

同社の防災無線システムは、5年前から広がり、

約30自治体が採用。受注した個別受信機は約17万台に上った。

清野英俊社長は、

130万台に達した、ピーク時の

ポケベル加入台数を越えるかもしれない。」

住民の命と財産を守るため

役立つと確信している。日本中に広めるのが役割。」

と話している。

 

ま と め

・防災無線、避難情報伝達に、ポケットベルの電波が注目を集めている。

・ポケベル波は、高出力で送信でき、メールを使えない

高齢者のために防災専用の受信機を提供できる

 

一昔前の技術が見直され、私たちの生活に役立つように改良される。

この情報を見て、日本の技術、及び技術者は同じ日本人として、

世界に誇れることで、大事にしていかなくてはいけないと

思いました。

-サイエンス, 生活

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